ガーネット(柘榴石[ざくろいし]) 天然石・パワーストーン 言われ・効果・意味辞典
ガーネットの名はラテン語で種子を意味する「granatum(グラナトゥム)」に由来します。ワインを思わせる艶を持ったガーネットは、古代エジプト時代にすでに宝飾品としての価値を得ていました。種子がやがては果実として結実するように、強い願いを叶える力があると信じられ、持ち主に幸福をもたらし人生を豊かにすると言われています。

ガーネットが持つと言われるパワー・意味について

和名を「柘榴石(ざくろいし)」と言い、ザクロのような熟れた赤色が特徴です。しかし、グリーンガーネット、イエローガーネットなども産出されたりします。一月の誕生石として知られています。
ガーネットには「忠誠の石」という言われがあります。肌身離さず身につけることで持ち主と石の間に絆が結ばれ、幸福を招いてトラブルを跳ね除けるというのです。思い人の気持ちを引き寄せる、大事な人とずっと円満に過ごすなど、招き守るという願いを、ガーネットは忠実に叶え続けるとされます。
ただし、この従順なまでのはたらきも、持ち主が他のパワーストーンや違う相手に浮気をすればあっという間に反故となり消えてしまいます。その点はドライな石だと言えるのかもしれません。

迷いや心の淀みを浄化する力をガーネットは持っています。複数の選択肢にどれを選んでいいかわからなくなった時、決断する勇気をもたらすのだそうです。また、大変なことが続いて精神が磨耗した時や、体が疲れてしまった時にも再び活力を呼び起こしてくれます。心身が充実することでイライラした気持ちも解消され、コミュニケーションも好転することでしょう。
努力は自分自身を裏切らない。そう信じて情熱を燃やし、道を進むことは、自らの信念への忠誠とも言えるのかもしれません。小さな活動を一歩ずつ積み重ねて、いつか大願を成そうとする人と相性の良い石です。

こんな方に好まれて使われています

・愛情を深め、強い絆を結びたい相手がいるとき
・困難な状況で戸惑わず、着実に乗り越えたいとき
・心身の不調を解消したいとき

ガーネットのお手入れ・浄化方法

クラスター、セージ、流水、太陽光、月光など、様々な浄化に適しています。

鉱物データ

ガーネット(柘榴石[ざくろいし])  Garnet
赤色、グリーン、黄色 等 
※ブルー以外はほとんどの色がある石です。
主な産地
インド、ブラジル 他
結晶系
等軸晶系
硬度
7~7.5